2026/07/15 21:40





2026年、ドジャースが「独走」を超えて歴史を書き換える ― 今シーズンを手元に残したくなる理由
二刀流の大谷翔平がマウンドとバッターボックスの両方で歴史を作り、山本由伸が連覇の立役者としてローテーションを支え、苦しみながらも佐々木朗希が這い上がろうとする ― 2026年のドジャースは、野球ファンなら誰でも夢中になれる物語で溢れています。そして2026年7月13日現在、ロサンゼルス・ドジャースはナ・リーグ西地区で61勝36敗、後半戦突入時点で2位アリゾナ・ダイヤモンドバックスに11.5ゲーム差という、球団史に残る独走態勢を築いています。MLB全体でも最高勝率を誇るこのチーム、今シーズンを見逃す手はありません。もちろん、資産として長期的な価値を考えたいコレクターにとっても、ドジャースは見逃せない存在です。大谷翔平と山本由伸の加入以降、日本のコレクター市場における存在感は別次元へ入りました。しかし「ドジャース所属だから価値が上がる」と考えるのは早計です。カード市場は、選手成績、カードの年代、発行数、サインの有無、鑑定評価、そして購入のタイミングで大きく変わります。熱狂のなかで買うべきカードと、冷静に比較すべきカードは違う ― この記事では、2026年後半戦のドジャースを、歴史・現在・データの3つの視点から見ていきます。ファンとして楽しみたい方も、コレクションとして本格的に集めたい方も、それぞれのペースで読み進めてください。

独走態勢のドジャース、後半戦の焦点はどこに
ドジャースは、ブルックリン時代からMLBの歴史を動かしてきた球団です。ジャッキー・ロビンソンが球界の人種隔離を打ち破った物語、サンディー・コーファックスの伝説的な支配力。そして2018年から18年間チームのエースであり続けたクレイトン・カーショウは、2025年シーズンをもって現役を引退しました。3度のサイ・ヤング賞、MVP、そして2025年ワールドシリーズ制覇を花道に去った背番号22は、いまや球団のスペシャルアシスタントとして球場に姿を見せる存在です。カーショウ期のカードは、これで完全に「完結した物語」となり、ヴィンテージとしての意味合いを強めています。
一方、2026年の現在進行形の物語は、圧倒的な戦力に彩られています。地区独走の裏には故障者も多く、タイラー・グラスノーは5月から背中の張りで離脱中、絶対的守護神エドウィン・ディアスも故障者リスト入りが続くなど、決して無傷の快進撃ではありません。それでも勝ち続けられる層の厚さこそが、2026年ドジャースの真の強さです。

大谷翔平、「二刀流」がついに完成した年
2026年の大谷翔平を語るなら、打撃だけでは足りません。2度目の肘手術からの完全復活を果たした今シーズン、投手としてここまで8勝2敗、防御率1点台という、自身のキャリアでも最高クラスのピッチング成績を残しています。リードオフマンとして本塁打を量産しながら、先発投手としても圧倒的な成績を残す ― MLB史上唯一無二の存在感が、2026年はさらに極まっています。

ただし、ファンとして知っておくべき事実があります。ファン投票でナ・リーグ最多得票を集め、指名打者部門の先発に選ばれた大谷ですが、左膝の張りのため今回のオールスターゲームには出場せず、フィラデルフィアにも帯同しないことが発表されています。今シーズンの活躍を象徴する一枚を探すコレクターにとって、この「歴史的な二刀流シーズン」を記録するカードは、オールスター不出場というニュースがあっても価値を失う理由にはなりません。むしろ、故障を乗り越えながら投打二刀流を貫く物語性は、長期的なカードの需要を支える要素です。

山本由伸、連覇の立役者は今季も安定感抜群

山本由伸は、投手カードを狙うコレクターにとって極めて重要な存在です。2025年ワールドシリーズMVPという実績を引っさげ、2026年もオールスターに2年連続で選出されるなど、名実ともにナ・リーグ屈指の先発右腕であり続けています。チーム内奪三振数でトップを走り、安定したピッチングでローテーションの中心を担っています。
NPBで積み上げた圧倒的な実績を背景にMLBへ渡った投手が、最大級の舞台で連覇の立役者になる ― この物語は、日本人投手のルーキーカードやMLBデビュー年カードの価値を長期的に支える土台になっています。
佐々木朗希、苦しい2年目こそ「買い時」の物語
一方で、必ずしも順風満帆な選手ばかりではありません。佐々木朗希は昨季の故障続きのルーキーイヤーに続き、2026年も防御率5点台と苦しいシーズンを送っています。ローテーションでの立場も安定せず、6人ローテーションの中で出番を確保するのに苦労する場面も見られます。

しかし、コレクター目線で言えば、こうした「まだ完成していない才能」のカードは評価が振れやすく、だからこそ安く入手できるタイミングが存在します。NPB時代に完全試合を達成し、圧倒的な奪三振能力を証明してきた佐々木の潜在能力を考えれば、苦しい時期のカードほど、将来的な巻き返し次第で大きく評価が変わる可能性を秘めています。派手な実績を追うだけでなく、こうした「今は苦しいが物語が続く」選手に目を向けることも、長期コレクションの醍醐味です。

ムーキー・ベッツとフレディ・フリーマン、故障を乗り越えるベテランの力
チームの中心選手であるムーキー・ベッツは、右脇腹の張りで故障者リスト入りしましたが、現在は症状なしの状態まで回復しています。フレディ・フリーマンはチーム最多安打を記録するなど、ベテランらしい安定感でラインナップを支え続けており、今シーズン自身10度目となるオールスター選出を果たしました。

主力の相次ぐ離脱と復帰を乗り越えながら独走を続けられる層の厚さこそ、2026年ドジャースの最大の強みです。ベッツやフリーマンのような実績十分のベテランのカードは、派手さこそ少ないものの、長期的な安定需要という意味でコレクションの土台として機能します。

もう少し本格的に選びたい方へ ― ロサンゼルス・ドジャースカードで見るべき5つの視点
ここから先は、コレクションを本格的に育てたい方向けの少し専門的な視点です。「まずは好きな選手のカードを一枚」という方は、このセクションは読み飛ばして最後のオールスターの話まで進んでも構いません。

  1. ルーキーカードか、それとも転機を刻むカードか
    カードの基礎価値を支えるのはルーキーカードです。Topps Chrome, Bowman Chrome、Topps Finestなどの代表的なブランドで、公式ルーキーロゴを持つカードは、長期コレクションの軸になりやすい存在です。大谷翔平であればエンゼルス時代のルーキーカード、山本由伸であればMLBデビュー年のカードがまず比較対象になります。
    一方で、移籍初年度、ドジャース初サイン、初のワールドシリーズ出場年といった節目のカードにも強い魅力があります。ルーキーではないから価値がないのではありません。選手のキャリアを象徴する場面が明確なら、そのカードは感情的な需要を長く保ちます。

  2. シリアルナンバーは「少なさ」だけで決めない
    /99、/50、/25、/10、そして1/1。数字が小さいほど希少性が高いのは事実ですが、希少性だけで価格が決まるわけではありません。大谷翔平の低シリアルは世界中に買い手がいますが、佐々木朗希のような伸び代型の選手の極端な低シリアルは、将来の活躍次第で評価が大きく振れます。希少だから必ず値上がりする、という保証はありません。

  3. オートグラフは署名形式と認証を確認する
    オンカードオートは選手がカード本体に署名する形式で、カードに残る存在感が格別です。高額なサインカードほど、真贋確認の根拠が不可欠になります。番号、カード裏面の表記、封入時の状態、鑑定ホルダーの情報まで確認してください。

  4. PSA、BGS、SGCの評価はカードの流動性を左右する
    グレーディング済みカードは、状態に関する不安を減らし、再販時の比較もしやすくします。ただし、鑑定会社名と数字だけを見て買うのは危険です。予算を一枚に集中するのか、PSA 9の名作を複数そろえるのか。コレクションの目的によって正解は変わります。

  5. 市場価格ではなく「売れた価格」を追う
    カード相場を見る際、出品価格だけで価値を判断してはいけません。本当に見るべきなのは、実際に取引が成立した価格です。特に大谷翔平や山本由伸のような注目選手は、活躍やニュースで出品価格が過熱しやすいため、冷静な実売比較が欠かせません。為替、海外送料、関税、手数料も日本の購入者にとっては実質的な取得コストです。
    熱狂の時代に、後悔しない一枚を選ぶ
    ドジャースカードの市場には、勝利、スター、歴史、日本人選手への期待という強力な追い風があります。だからこそ、焦って何でも買うのではなく、「このカードはなぜ自分のコレクションに必要なのか」を言葉にしてから選ぶべきです。
    今週、本物のオールスターを「自分の目」で見てほしい
    2026年MLBオールスターゲームは、7月14日にフィラデルフィア・シチズンズ・バンク・パークで開催されます。ドジャースからはフレディ・フリーマン、マックス・マンシー、アンディ・ペイジス、そして山本由伸がナ・リーグ代表として出場予定です(大谷翔平は左膝の張りのため今回は出場を見送ります)。連覇を狙うチームの主力が一堂に会する、年に一度の祭典を見逃す手はありません。
    好きな選手が出場するなら、ぜひその瞬間を見届けてください。そして、その熱量が冷めないうちに ― 歴史を作ったレジェンドから、今まさに物語が進行中のスターまで、あなたの「推し」を一枚のカードとして手元に迎えてみませんか。初めての一枚でも、コレクション歴が長くても、入り口はいつも同じです。「この選手が好き」という気持ちさえあれば十分です。
    TOKYO SPORTS CARDSでは、クレイトン・カーショウのような殿堂入り確実のレジェンドカードから、大谷翔平、山本由伸、ムーキー・ベッツ、苦しい時期を乗り越えようとする佐々木朗希、そして韓国出身の期待の若手キム・ヘソンまで、ドジャースを中心としたMLB・NPBカードを幅広く取り揃えています。
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    気になる選手やカードがあれば、コメント欄で教えてください。あなたの「推し」が在庫にあるか、次の投稿でお答えします。オールスターの熱狂を、今度はあなたのコレクションで再現してみませんか。
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